相手が提示した額に納得がいかないので、弁護士に依頼しました

いや、本当に私は悪くないんです。なにしろ、私は交差点で目の前の信号が赤だったのできちんと停止していたのですから。そこに相手がよそ見をしていたせいで、ブレーキを踏む事が遅れて私の車に追突してきてしまったんです。すごすごと車から出てきた相手の運転手はとにかく、私にひた謝り。すぐに保険会社に電話して車の修理代を保険から支払うと言います。相手の車はノーブレーキだったので、かなりの勢いで私の車に追突してきました。けれども幸い、被害は車のダメージだけ。私の体には何の怪我もありませんでした。

私の車は修理会社に入れて、見積もりを依頼します。その時、相手の保険会社も私の車のダメージを見にきていたようでした。私は今回の事故は一方的に相手が悪いので自分の保険は使う必要がないと思い、自分のかけている保険会社には全く連絡していなかったんですね。

でも、その後、相手の保険会社からあった連絡の内容に私は愕然としてしまいました。私の車は購入してから既に7年経っていたのです。そのため保険会社は私の車は残存価値が修理費用よりもはるかに低いと説明してきました。ですから賠償金として払えるのは修理代には到底及ばない金額だと言われてしまいました。

私の車はとても愛着があるものでした。ですから残存価値がどうとか修理費用は払えないという事は到底納得行きません。ましてや今回は相手型が一方的に停止している私の車に突っ込んできた事故なのですから。私の本音としてはごちゃごちゃ言わず、私の車を元の状態に戻してほしいという事。

その後、私は相手の保険会社といろいろとやりとりをしました。けれども相手の保険会社は私の車は経済全損だということの一点張りです。これは埒が明かないと私は思い、専門の弁護士の先生に解決を委任する事としました。私のかけていた自動車保険にはこういう時のために弁護士の費用を支払ってくれる特約が付いていたので、それを使ったのです。

弁護士の先生が言うには、確かに経済全損になっているけれども、それでも相手の提示してきている賠償金は、私の車のマーケットバリューから見ても低すぎると言います。弁護士の先生は鉄笛的に私の車の同等車種のマーケットバリューを調べて相手の保険会社に抗弁すると言ってくれました。

結果、やはり弁護士の先生の言う通り、相手の保険会社の提示金額は、私の車の同等のものに比べてかなり低いようで、最終的には当初の提示金額よりもなんと10万円も引き上がったのです。

この金額はそれでも私の車の修理費用には足りません。けれども、最初の金額に比べたら高くなったので私としては満足がいくものだったのです。

やっぱり、交通事故ってなかなか難しいですよね。ましてや相手が保険会社ですと素人である私たちが自分で交渉をするなんてそれは無理というものです。そんな時は私のようにプロである弁護士の先生に委任をすると良いと思います。

弁護士の先生には交通事故専門の方もたくさんいらっしゃいます。そんな弁護士の先生はいろんな交通事故のケースを知っていますから、解決すべきノウハウをたくさん持っているんですよね。

私のように交通事故でトラブルに遭った人はすぐに弁護士の先生に依頼をした方が良いと思います。最近では自動車保険にその費用を払ってくれる特約なんかも付いていたりするものなので、これも活用すると良いですね。