相手がセンターラインはみ出してきて接触事故

片側一車線の少し右にカーブの公道を走行しているときに、対向車の車両がセンターラインをはみ出して接触してきた、ハンドルを左に切って回避しようとしたが時すでに遅しで私の車の右側面前を後ろまで当てられてしまった。通常はその後相手が止まって、警察を呼んで事故処理をして相手が100%悪いので、保険会社から全額保証してもらう流れになるのだが、相手はいない。「あれ!当て逃げ!」「大変だ!」「追いかけないと!」と頭の中がぐるぐると回っている状態で、相手を追いかけたら、先の方で止まっていた。よかった?と思って、相手の所に近づくと運転席に人がいない!あれ!とさらに覗くと助手席に1人座っていた。まず警察を呼んで事故処理を行い相手の情報というより助手席の方の情報と助手席の身内の連絡先を聞いて、保険会社に連絡してからお互いの保険会社とやり取りをしていくことになりました。運転手の方は逃げたそうです。その後、保険会社からの報告を聞くと、相手側からの話は、私がセンターラインをはみ出して接触したというのです。えっ!そんなー!相手がセンターラインをはみ出してきたのに!これじゃお互いが悪くないゼロ主張ではないか!本来は過失があると保険会社が示談交渉が出来るのですが、ゼロ主張だと保険会社は交渉権がないため、本人同士の話し合いになるか、弁護士特約を使って交渉していくしか無くて、弁護士を依頼して交渉することにしました。知り合いに弁護士がいれば知り合いに頼めるのだがいなかったので、保険会社から紹介の弁護士さんを紹介してもらって進めていきました。状況を説明し、損害の見積もり写真を提示して、お互いが出向いて話し合いになるところでしたが、相手が来なくて放棄状態になりました。通常は側面全部の損害だったので、相手の保険の対物賠償と車が古かったので時価額以上の見積もりのため、超過費用の特約が付帯していることが多いのでその特約利用で、修理完了であるのだが、相手の保険特約を使用できないため時価額の対応になり更に過失があり8割しかならなく、時価額の8割で数万円しか無く修理もできない状態で廃車にした次第です。目撃者とかいればよかったのだがいない状態でお互いの話になることによりこういう惨めな結果になってしまい、今も思い出すと腹が立つようなエピソードです。ドライブレコーダーを取り付けていれば、惨めなことにならなかったのにと日々思うところです。今の車両にはしっかりと取り付けています。記憶より記録ですね!苦いエピソードでした。

交通事故 弁護士 北九州