父が巻き込まれた交通事故。家族で弁護士に相談

私の父はもう60代後半。毎日決まった時間に散歩をしていて、健康管理にも気を遣う人だった。ある日の夕方、その散歩の途中で信号待ちしていたところ、脇道から出てきた軽トラックに接触された。運転手はスマホをいじっていて、ブレーキが遅れたのが原因だった。父は転倒して右肩を骨折。すぐに救急車で運ばれて、そのまま入院。仕事はしていないけど、料理や洗濯など、家のことをかなり手伝ってくれていたから、私たち家族にとっても大きな痛手だった。
事故後、相手方の保険会社から連絡がきたけど、ものすごく事務的で冷たい対応。「診断書を出して」とか「慰謝料はこの程度です」とか、こっちの気持ちをまったく考えていない態度に、母も私もすごく怒りを感じた。そこで、私はネットで「交通事故 弁護士 無料相談」と検索して、口コミが良さそうな弁護士事務所に相談することにした。相談はZoomで、丁寧に父の状態や事故の流れを聞いてくれて、「任せてください」と言ってくれたときは、本当に救われた思いだった。
弁護士が入ってからは状況が一変。保険会社も対応が変わり、父の入院費用や治療費、通院時の付き添い交通費まで全てしっかり請求できた。さらに、精神的苦痛に対する慰謝料も上乗せされて、合計で60万円近くの補償を受けることができた。父も、「自分はただ歩いていただけなのに、こんな目にあって辛かった」とポツリと言っていたけど、最後には「弁護士さんのおかげでちゃんと報われた」と笑顔を見せてくれた。

事故に巻き込まれると、本人だけじゃなく家族全員が影響を受ける。だからこそ、法律のプロに頼ることはすごく意味があると実感した体験だった。